事例紹介

ご相談者様のN様は、住宅ローンの返済が滞ってしまい、競売の手前の状況でした。N様は、家族のお婆様が通院があり、また、犬を２匹飼っていましたので、自宅を手放したくないというお気持ちでした。N様は、成人したお子様がいましたので、お子様で数年後に買い戻す計画でリースバックを選びました。
N様の住宅ローンの残高は、相場より下回った金額だったため完済できる売買価格に設定し、その売買価格に合わせて賃料と買い戻し価格を設定しました。賃貸借契約期間は４年で契約しましたが、契約開始後、１年２ヶ月が過ぎた頃、N様のお子様で住宅ローンの審査が通りました。購入の手続きを進めお子様の名義となり、今までと変わらずお住まいになっています。

リースバックでご相談のO様は、都内で賃貸の店舗を借りて、飲食店を営んでおりました。
しかし、経営状態が悪く、その店舗の賃料を約300万円滞納していました。賃料の支払いが出来ないこともあり、店舗は閉店し賃貸は解約しようと考えていました。
自宅は持ち家で、住宅ローンはありましたが残高は少なく、滞納はしていませんでした。O様は、滞納している賃料を払うために資金調達を考え、リースバックを選びました。
O様には家族に中学生の子供がいて、高校受験までの約２年半は住んでいたいという希望があったため、当社は３年間の定期借家契約をご提案、賃料は今の住宅ローンの返済額と変わらない金額で設定することができました。

リースバックがご希望で当社に相談されたS様は、住宅ローンを滞納しており、住宅金融支店機構と銀行で約2,200万円残債がありました。延滞は約6ヶ月になっており、金融機関からは競売か任意売却かを求められていました。
S様には、高校生と大学生のお子様がいらして、一時的な学費の負担により、住宅ローンのボーナス払いから滞って
しまい毎月のローンも払えなくなってしまったようです。
S様のご自宅の相場は約2,600万円程で第三者へ売却すると住宅ローンは完済して余剰金も出ます。しかし、S様はお子様の通学のことがあり、リースバックを選びました。
S様のお支払い可能な賃料で設定でき、売却価格は住宅ローンが完済できる金額で契約、賃貸は普通賃貸借で契約し現在もお住まいになっています。